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青森と聞くと倉石牛が有名ですが、地元では小川原湖牛がとても有名。
青森県内のレストラン、ホテルではとても品質が良い牛肉で有名です。
なぜ小川原湖牛は、交雑種(ハーフ)?
交雑種は遺伝子的にも安定!!
小川原湖牛は、毛色は黒色で、父親の良い特徴を多く引き継いでおります。
小川原湖牛は、父が黒毛和牛、母がホルスタインの交雑種です。
黒毛和牛は血が濃くなりすぎて弱くなる場合もあるため、黒毛和牛繁殖の世界は血筋を見極めることが大切で、種付けする場合は祖々祖父まで系統を調べます。
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黒毛和牛の特徴
小川原湖牛の父親黒毛和牛は、きめ細かくて柔らかい上質な肉質と脂肪がたいへん細かく入った美しい霜降りが特徴で、味覚的にも視覚的にも日本人の嗜好にあった肉です。
また、黒毛和牛は、脂肪含量が高く、低温でもとろりと溶けるので、舌の上でとろけるような豊潤な味わいがあります。
さらに、黒毛和牛は、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールを下げることで注目を集めているオレイン酸の含量が輸入牛肉より多い傾向にあります。 |
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ホルスタインの特徴
小川原湖牛の母親乳用種牛は、牛乳を搾取するための牛ですが、雄牛は肉用にもなります。
乳用種牛の肉質は赤身が多く柔らかいのが特徴で味は和牛に比べ淡白です。 |
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小川原湖牛は、父が黒毛和牛、母がホルスタインの交雑種です。
なぜなら、和牛は子牛を生む際のリスクが大きく母牛や子牛に非常に負担が掛かります。
その点、母がホルスタインの場合、子牛を生む産道が広く安産型の為、母牛や子牛に掛かる負担が違います。
また、黒毛和牛と比べ肥育期間が短く、ホルスタインの系統であるゆえ黒毛和牛より成長が早くなります。
和牛は30~36ヶ月とゆっくりと成長しますが、交雑種は27ヶ月、ホルスタインは21ヶ月と成長が早く、比較的病気になりにくい品種なので安定した生産が可能で、
リーズナブルな価格で提供することができます。
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柔らかくて濃厚な旨味!
小川原湖牛は、交雑種ですが、肉質は父親である黒毛和牛に近く、柔らかくて濃厚な旨味が特徴の美味しい牛肉です。
小川原湖牛は恵まれた自然環境の中にあり、しっかりとした衛生管理と近代的設備を導入など、牛の肥育に最適な環境を整えております。
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1.最適な環境
どこまでも続く青空と、澄んだ空気、
小川原湖から吹く風がかけぬける広大な牧草地帯!
青森県の太平洋側、小川原湖は、青森県で一番大きな湖です。
八甲田山系に源を発し、上流では高瀬川(七戸川)として小川原湖に流入しております。
下流ではさらに高瀬川として太平洋に注ぐ、流程64kmの一級河川高瀬川水系小川原湖。
その太平洋に注ぐ6kmの流程が、太平洋の干満に合わせ海水が行き来し、汽水湖という独特の生態系を作っています。
そんなどこまでも続く青空と、澄んだ空気、小川原湖から吹く風がかけぬける広大な牧草地帯です。
子牛を含めた2,200頭あまりの小川原湖牛は、様々な動植物が生存する恵まれた環境のなかでのびのびと肥育されています。
2.厳選された飼料
土作りから播種・刈り取りまで一貫して自家生産!
牛は草食動物です。
だから私たちは主食となる牧草と稲わらにはこだわりをもっています。
品質の良い牧草を得るため、私たちは土作りから播種・刈り取りまで一貫して自家生産を行っております。
また、ビタミンやミネラル等の成分比率を高めるため牧草を乾燥させてから与えております。
稲わらは「つがるロマン」「まっしぐら」などを生産している青森県内の稲作農家より品質の良いものを調達しております。
そのほかには、穀物をブレンドした配合飼料やビールの搾りかすなどを月齢や肥育度合いに応じて与えております。
牛舎専任スタッフによるきめ細かな給餌コントロールにより、健康で良質な小川原湖牛を育てることができます。
3.あたたかく人情深い生産者の愛情。
彼らは一目で小川原湖牛が喜んでいるのか、怒っているのかがわかるといいます。
小川原湖牛は、親のような生産者の愛情につつまれ、のびのびと育っています。
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